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記事一覧
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取得時効
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A所有の土地をBが占有し、その後BからCへ占有が移った場合、次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものには○を、誤りには×をつけなさい
Cが期間を定めずBから土地を借りて利用していた場合、Cの占有が20年を超えれば、Cは20年の取得時効を主張することができる
→× 所有の意思がないので取得時効は完成しない
Bが2年間自己占有し、引き続き18年間Cに賃貸している場合には、Bに所有の意思があっても、Bは、時効によって当該土地の所有権を取得することができない
→×
土地の賃借権は、物権ではなく、契約に基づく債権であるので、土地の継続的な用益と言う外形的かつ客観的事実が存在したとしても、時効によって取得することはできない
→×
通行地役権は、継続的に行使され、かつ、外形上認識することができるものに限り、時効によって取得することができる
→○
A所有の土地の隣接地の所有者が自らが使用するために当該隣接地内に通路お開設し、Aもその通路を利用し続けると、A所有の土地が公道に通じていない場合には、Aは隣接地に関して時効によって通行地役権を取得することがある
→×
Bが所有の意思を持って5年間占有し、CがBから土地の譲渡を受けて平穏・公然に5年間占有した場合、Cが占有の開始時に善意・無過失であれば、Bの占有に瑕疵があるかどうかにかかわらず、Cは10年の取得時効を主張できる
→× Bの占有開始時が悪意又は有過失の場合には、20年間の占有期間が必要になる
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使用者責任(応用事例)
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Aに雇用されているBが、勤務中にA所有の乗用車を運転し、営業活動のため顧客Cを同乗させている途中で、Dが運転していたD所有の乗用車と正面衝突した(なお、事故についてはBとDに過失がある。)場合における次の記述のうち、正しいものには○、誤りには×をつけなさい
Aは、Cに対して事故によって受けたCの損害の全額を賠償した。この場合、Aは、BtとDの過失割合に従って、Dに対して求償権を行使することができる
→○
AはDに対して事故によって受けたDの損害の全額を賠償した。この場合、Aは、被用者であるBに対して求償権を行使することはできない
→×
事故によって損害を受けたCは、AとBに対して損害賠償を請求することはできるが、Dに対して損害賠償を請求することはできない
→×
事故によって損害を受けたDは、Aに対して損害賠償を請求することはできないが、Bに対して損害賠償を請求することはできない
→×
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使用者責任(基本事例)
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Aの被使用者Bが、Cとの間の取引で不法行為をした場合、次の記述のうち正しいものには○を、誤りには×をつけなさい
Bの行為が、Bの職務違反そのものには属しない場合でも、その行為の外形葉から判断して、Bの職務の範囲内に属すると認められるとき、Aは、Cに対して使用者責任を負うことがある
→○
Bが営業時間中にA所有の自動車を運転して取引先に行く途中に前方不注意で人身事故を発生させても、Aに無断で自動車を運転していた場合、Aに使用者としての損害賠償責任は発生しない
→×
Bが職務権限なくその行為を行っていることをCが知らなかった場合で、そのことにつきCに重大な過失があるときは、AはCに対して使用者責任を負わない
→○
Bの不法行為がAの事業の執行につき行われたものであり、Aが使用者としての損害賠償債務を負担した場合、A自身は不法行為を行っていない以上、Aは負担した損害額の2分の1をBに対して求償できる
→× 信義則上相当と認められる限度において求償できる
Bの不法行為がAの事業の執行につき行われたものであり、Aに使用者としての損害賠償責任が発生する場合、Bには被害者に対する不法行為に基づく損害賠償責任は発生しない
→×
Bが事業の執行につきCに加害行為を行った場合には、AがCに対する損賠賠償責任を負うのであって、AはBに対して求償することもできない
→×
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